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高津の内科小児科クリニック。はっとりファミリークリニックです。

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*こどもの皮膚感染症

こどもの皮膚感染症についてまとめてみました。
こどもがかかりやすい皮膚感染症の原因には「細菌」「ウィルス」「真菌」の三種類があります。

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おもな細菌感染症

とびひ(伝染性膿痂疹;でんせんせいのうかしん)

小さな傷や虫刺されあとをひっかいて、主に黄色ブドウ球菌が侵入して、かゆみを伴う水ぶくれから始まり、数日で大きくなり破れやすくなり、 中から汁が出てジクジクただれた状態になります。この汁が離れた場所の皮膚について次々と感染していくので”とびひ”といいます。夏に多くみられます。
治療は抗生剤の内服と軟膏が使用されます。

せつ(面疔;めんちょう)

顔面にできた化膿したおできのことです。多くは毛穴に黄色ブドウ球菌が入り起こります。熱を持った痛みを認めます。治療はとびひと同じです。

ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群(SSSS;フォーエス)

のどや鼻の粘膜に黄色ブドウ球菌が感染して、細菌の出す毒素が血流に入って顔(目、鼻、口の周り)、首、わき、太もものつけねの皮膚が赤く、 水ぶくれになりずるずるはがれやすくなります。
原則は入院して点滴をして治療します。季節に関係なく発症しますが、9月から11月に多いです。

あせものより(乳児多発性汗腺膿瘍;にゅうじたはつせいかんせんのうよう)

乳児に多い”あせも”をかきむしると黄色ブドウ球菌などが感染して顔や頭に痛みを伴う固いしこりが一度に数か所できます。 首のリンパ節などが腫れることもあります。
治療は抗生剤の内服と軟膏です。

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おもなウィルス感染症

ヘルペス(単純疱疹)

”単純ヘルペス”というウィルスに感染している人と接触したり、ウィルスがついているコップなどを介して感染します。 症状は、違和感→赤く腫れる→水ぶくれ→かさぶたと続きます。顔、唇、口のまわり、指、手のひらなどに出来やすいです。
治療は、主に抗ウィルス薬のクリームですが、ひどい場合は抗ウィルス薬を内服することもあります。
再発予防は、極度の疲労、紫外線の浴びすぎ、寒冷に注意しましょう。

水ぼうそう(水痘;すいとう)

空気中のヘルペスウィルスの仲間の水痘・帯状疱疹ウィルスを吸い込んで感染します。通常は一度かかると二度となりません。 症状は虫さされ様の発赤ではじまり、水疱やかさぶたが混在します。ワクチンを接種していてもかかりますが、軽くすむことが多いです。
治療はかゆみ止めやぬり薬を処方します。症状によって抗ウィルス薬を処方します。

帯状疱疹

水ぼうそうが治ったあと、ウィルスはからだに潜みます。忘れた頃に、病気や過労やストレスなどでからだの抵抗力が弱ったときに、水疱が帯状にできる病気です。 こどもはあまり痛がりませんが、痛みがあるときはぬり薬や痛み止めを処方します。症状によっては抗ウィルス薬も処方します。

みずいぼ(伝染性軟属腫;でんせんせいなんぞくしゅ

痛みのない丸い少しつやのあるイボです。つぶすと白いものがでてきます。この中に原因のポックスウィルスがたくさん入っています。 これがつくとうつります。こどものお腹、背中、わき、ひじ、こうもん、おちんちんなどにできます。6か月から長くても3年くらいで自然消失します。 水を介してはうつりませんから、プールに入っても大丈夫ですが、ビート板や浮き輪の共有でうつるので注意してください。お風呂のタオルも別にしましょう。 治療は、ピンセットでつまみ取ることも可能ですが、親御さんと相談して決めます。

手足口病

コクサッキーA16かエンテロウィルス71というウィルスが、主に経口感染、ときには飛沫感染して手のひら、足のうら、口のなか、ひざ、おしりに水ぶくれを作る病気です。 夏から秋に多いですが、ときには冬に流行ることもあります。微熱・口内痛・食欲不振などが水ぶくれの発症3日前から認められたこともあります。以前にかかってもまたうつることもあります。 自然に治りますが、発熱や、口の中が痛いときにはそのお薬を処方します。

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おもな真菌感染症

鵞口瘡(がこうそう)

赤ちゃんのほほの内側、上あご、舌などにこすっても取れない白い斑点がついたもので、カンジダというカビが生えたものです。ほとんど無症状です。
治療は抗真菌薬の軟膏を塗ります。くりかえす場合、哺乳びんや赤ちゃんが口にするものはよく熱湯消毒しましょう。

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